突然ですが「ソフト老害」という言葉を知っていますか?
放送作家の鈴木おさむさんが2024年1月に発売した本『仕事の辞め方』の中で使われている言葉で、今話題になっています。
「老害」を簡単にいうと、凝り固まった考え方で周りに迷惑をかけたり、若手の活躍を妨げる高齢者のこと。
「ソフト老害」ってなに?
どういう意味?
という方のために「ソフト老害」の具体例を挙げながら分かりやすく解説していきます。
この記事を読むと、
- 「ソフト老害」の具体例や特徴は?
- 対策としてスルー推奨な言葉は?
など、そういう人と遭遇した時の対処法も知ることができます。
特徴やスルー推奨な言葉を知っておくと、自身のメンタル対策にもなりますし、誰かと接するときも良い関係を保てるのではないでしょうか?^^
ぜひ最後までご覧ください。
Contents
ソフト老害の具体例は?
今月は本を買わないと決めていたのにどうしても読みたくなったので購入😊
鈴木おさむさん(@suzukiosamuchan )著書「仕事の辞め方」読んで辞めたくなったどうしよう😁#読書好きと繋がりたい pic.twitter.com/MEiAvqo4Xt— Maico (@MaicoSE) February 14, 2024
「ソフト老害」は40~50代の頭ぐらいの人が多いと、鈴木おさむさんはおっしゃっていましたが、実は20代後半の若い世代にも注意が必要とのこと。
やってはいけない行動パターンを「MJS」と呼うそうです!
NGとされている3つの行動パターンはこちらです。
- 昔話(むかしばなし)
- 自慢話(じまんばなし)
- 説教(せっきょう)
会社の飲み会でよくありそうなことですよね…
やっちゃってた…
私ももしかしてソフト老害になってる?
など自分の行動が「ソフト老害」になっていないか心配になりますよね。
「仕事の辞め方」の著者・鈴木おさむさんも老害の被害者と思っていたけど、実は自分もやっていたと反省したそうです。
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ソフト老害の具体例①:仕事の武勇伝を語る(自慢話)
まず1つ目が、仕事の武勇伝を語ることです。
上司からの自慢話はよくあるパターンですよね。
あの大型契約は取ったの俺だよ!
など武勇伝を聞く側としては、あまり気持ちの良いものではありませんよね。
長々と語られたり、その実績と比べられたりすれば我慢できない人もいるのではないでしょうか。
ソフト老害の具体例②:飲み会のふるまい方(説教)
2つ目は、飲み会でのふるまい方に口出しをすることです。
先輩のお酒なくなったの気付けよ!
など飲み会でも説教されたら嫌ですよね。
若い世代の方にとっては、会社の飲み会は緊張する場でもあります。
飲み会という場所が好きな人、苦手な人もいますから、口やかましく言うのは避けた方が良いかもしれませんね。
ソフト老害の具体例③:コロナ前の話をやたらする(昔話)
3つ目は、コロナ前の話をやたらとすることです。
これは、若い世代の方にとっては昔話に聞こえてしまうようですね。
コロナ前はテレワークなんてなくて…
コロナ前はさぁ~
コロナ前の仕事の仕方や勤務体制について語られるのは、あまり好きではない方が多いようです。
今や、大学や高校の授業をオンラインで行うことは当たり前になりましたからね。
便利なツールを卒なくこなせる若い世代の意見を取り入れれば、仕事の効率化もさらにアップするかもしれません^^
ソフト老害の具体例④:若手を理解している気でいる
4つ目は、若手を理解している気でいることです。
先ほど紹介した昔話・自慢話・説教とズレている気もしますが、
お前の気持ちも分かるよ!
俺も昔は…
と昔話をしたり、昔話から過去の自慢をしたりすることもよくあるパターンです。
若手社員の悩みの解答に合っていれば良いのですが、的外れになっていたり…^^;
良かれと思ってした言動が若手にとっては、「うっとうしい」と感じるのかもしれませんね。
ソフト老害の特徴は?
仕事の辞め方/鈴木おさむ #読了
私がいなければ仕事が回らない。これが今の仕事、環境への執着を生むのだ。手放す、辞めることはマイナスではなく、新たな夢の始まり。人間関係やコミュニティを変えるこのタイミングで読めて良かった。明日からの景色が変わる一冊。限りある時間を有効に使うために。 pic.twitter.com/IwIUekySKf
— にこまる (@hTXip2Y0R8tZw82) February 16, 2024
「ソフト老害」というのは、放送作家である鈴木おさむさんがオリジナルで作った言葉です。
そもそも「老害」の意味は、高齢者による害や妨げのこと。
凝り固まった考えのせいで、会社や家族などの組織の活力がなくなってしまうことを言います。
では「ソフト」がつくと、どういう意味なのか?
鈴木おさむさんは、テレビで次のようにお話していました。
会社と若い人たちの間の年代の人が良かれと思ってやってしまっている、バランスをとる行為によって自分より下の世代の意見をつぶしたり、却下してしまったりしている。
40~50代の頭ぐらいの人が、僕的にはソフト老害と言われるゾーンに入ってくる。
「ソフト老害」の特徴を簡単にまとめると、次のようになります。
- 柔軟性に欠けている
- 新しい考えや意見を否定しがち
- 「こうあるべき」と固まった考えを押し付けてしまっている
年齢が上の人に限らず、自分も気をつけなくては!と思う点があるように感じますね^^;
ソフト老害にならないためには?
「ソフト老害」の例をお伝えしましたが、そんな「ソフト老害」にならないために意識すべきことを紹介していきます。
- 後輩など若い人の良いところを探す
- 若い人から教えてもらう姿勢を大切にする
- アドバイスは謙虚に伝える
こんな感じで接することができれば、お互いに気持ちの良い関係で居れそうですよね!
若い人に対して「色々教えてあげなくちゃ!」と思うかもしれませんが、気負いせずに対等の立場で接することが一番大切なのかもしれません。
時代のズレはしょうがないけど、歩みよる感じが大事なんだね!
ソフト老害について詳しく知りたい方はもちろん、40~50代からの生き方に参考になる本です。
自分の人生を振り返って、これから先をどうやって生きていくかを考えるきっかけになりました。
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ソフト老害のスルー推奨な言葉を紹介!
ソフト老害が話題の今、改めて気をつけたい。
「スルー推奨な言葉たち」 pic.twitter.com/vjjVEEaLHO— 後藤 迅斗(じんと)@じぶんぽっく (@jinto_jibunpock) January 25, 2024
年代に限らず、ソフト老害に悩んでいる方も多いですよね。
世代が違うと考え方にズレが生じるのはしょうがないと思います。
スルーOKな言葉も知っておいて、言われたとしても自分を大切にしてあげましょう!
- 石の上にも3年(年数よりも体調が最優先!)
- 仕事は我慢するもの(楽しいに越したことない)
- もっと先輩を敬え(尊敬できる人はそんなこと言わない)
- お前のためを思って(ほどんと「自分のエゴ」)
- 最近の若者は…(スルー推奨の代表!)
- 風邪くらいで休むな(皆勤賞なんていらない)
- みんなしんどいのに(しんどさは人それぞれ)
- やる気あるんか?(逆にやる気なくす)
- もう帰るん?(残業の同調圧力は勘弁)
- 普通こうじゃない?(「普通」ってなんだろう?)
- 厳しいこと言うけど(謎の上から目線)
- 付き合い悪いな(しんどさは人それぞれ)
- そこは空気読んで(私は超能力者じゃない)
- オレの酒が飲めない?(ただの「アルハラ」です)
- どこでも通用しない(それを防ぐために辞めます)
- 友人は多いほどいい(本音で話せる数人でいい)
- 大企業のほうがいいよ(仕事内容と社風のほうが大切!)
- どうせ失敗する(言う人ほど何もしてない)
- まだ○○してないの?(恋愛や結婚、出産など)
- うつ病は甘え(気合いで治れば苦労しない)
言われた覚えがあるものがたくさんありますが、これはスルーしちゃいましょう!
まとめ
鈴木おさむさんの仕事の辞め方に書いてあるちょっと苦手な人と関わるストレスに本当共感する。まじで好きな人とだけ関わって生きれるようになるまでお金稼ぎます。
— D (@woObqIfdyegg6I3) February 16, 2024
鈴木おさむさんが作った「ソフト老害」という言葉で色々考えさせられましたね。
知らず知らずのうちに自分が老害になっているかも?と思った方も多いはずです。
ソフト老害の特徴や例、スルー推奨の言葉も紹介しましたので、ぜひ見てみてください。
スルー推奨な言葉を知っておいて、言われたときは上手く聞き流しちゃいましょう!
「老害」と言えば70代くらいの人が当てはまると思いきや、年齢は関係ありませんね。
ソフト老害の例や特徴を知っておいて、普段の生活から気を付けていきたいですね。
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